特別徴収と普通徴収の違いを３分で解説

特別徴収と普通徴収

じゃけぇ

会社員なんかは給料から住民税が天引きされているよね

考える人

ああ、そうじゃったな

じゃけぇ

それは住民税が特別徴収されているからなんだよ

考える人

特別？？別に特別な手続きした覚えは無いけどのぉ

じゃけぇ

まぁそうだね。会社員なんかは基本的に特別徴収がデフォルトだから、特別が普通だね。

考える人

おお、哲学的

本来1人1人が納める住民税を給与支払者が代わりに毎月納税する制度を特別徴収と言います

考える人

普通徴収は誰がどうやって払うんじゃ？

じゃけぇ

個人事業主とかは普通徴収での納税になるんだけど、年1回とか年4回とかでまとめて住民税を払うんだよ

考える人

1年分まとめて払うってけっこうな額になるのぉ(ｺﾞｸﾘ)

じゃけぇ

そうだね。だから多くの人は年4回に分けて払ってるよ

年1回または年4回に分けて自分で住民税を納税することを普通徴収と言います

じゃけぇ

実は会社員とかも普通徴収に切り替えることができるんだよ

考える人

なんでわざわざ切り替えるんじゃ？？

じゃけぇ

それは副業がバレないようにとか色々あるんだなぁヘッヘッヘ(ﾆﾔﾘ)
※興味がある人は調べてみてください

特別徴収から普通徴収に切替

会社員などデフォルトが特別徴収の人でも普通徴収に切り替えることができます。

切替手順は簡単で切替の届出を提出するだけです。

市区町村によって微妙に手続きが異なったりするので、詳しくは市や区のホームページを見てください。


余談ですが、私が住んでいる大阪府は「オール大阪特別徴収推進強化宣言」なるものが採択されたらしく、
平成30年度から個人住民税の特別徴収義務者一斉指定を実施するみたいです。

考える人

つまり会社員とかは特別徴収以外は選択できなくなるんじゃの！

じゃけぇ

まぁお役所さんは確実に納税してもらわないと困るから特別徴収が1番安心だからね

おわりに

まとめると、

ということですね。

因みに住民税以外にも特別徴収の対象になる税金はいくつか存在します。多くの人に関係あるのは住民税だけだと思いますが。
(ゴルフ場利用税、入湯税、介護保険料、国民健康保険税（料）等々)


また、特別徴収と似た制度で、源泉徴収があるので混同しないようにしておきましょう。

それでは！また！！