個人事業主が法人化するメリットとは？ベストタイミングとその理由を徹底解説！

せっかく個人事業主としてやっていくなら上手に事業をまわして稼ぎたいですよね。


そして事業が波に乗って、ある程度稼げるようになってきたら意識するのが法人化です。

考える人

法人化ってことは会社になるってことか？？社員雇ったりするのは色々メンドクサソウじゃのぉ…

じゃけぇ

いやいや会社になるって言っても君が社長の社員0人で良いんだよ

考える人

？？？それじゃ結局個人事業主のときと一緒じゃないか？

じゃけぇ

まぁそうだね。ただ、税制上は大きく変わるよ。収入があるライン超えると法人のほうが何かとお得だからね。

考える人

ふーむ。じゃけーみんなこぞって法人化するわけか。

この記事では法人化によるメリット、そして法人化を考えるタイミングなどについて書きたいと思います。

法人化することのメリット

では具体的には法人化することでどのようなメリットがあるのか説明したいと思います。

自分自身も給与所得控除を受けれるようになる

法人の場合、自分自身も会社から給料を受けていることになるので、会社員の頃のように給与所得控除を受けることが出来るようになります。

考える人

おお！あの会社員の税金を下げてくれとる例のやつか！

じゃけぇ

そう。法人化することで1人で事業をやっていたとしてもこの給与所得控除を受けることが出来るんだよ。

考える人

青色申告特別控除じゃと最大でも65万しか控除できないけぇのーこれは嬉しいのぉ

法人化後、2年間は消費税を払わなくても良い

これはかなり大きなメリットです。

所得が1000万を超えた個人事業主は消費税の納税義務が発生しますね、

そして法人化を考えるレベルの収入というと、この1000万のラインを超えている人も多いと思います。

それがなんと法人化後2年間は消費税の免税事業者となるのです。

考える人

所得が高ければ高いほどその恩恵が大きいってことか！

じゃけぇ

資本金1000万円未満っていう条件はあるんだけど、それさえ満たせば2年間はウハウハだね

社会的信用が個人よりもはるかに高い

これは言わずもがなですが、個人事業主なんて役所に書類提出すれば誰でもなれますからね、

それに比べ会社は立ち上げるのも、続けていくのも個人よりはるかに難しくお金がかかるので

その分信用度は高いと言えます。

じゃけぇ

まぁでも準委任とかで働くフリーランスエンジニアに限って考えるとこれはそんなに大きなメリットではないと思うけどね

会社員と同じ社会保険に入れるようになる

個人事業主は会社員と同じ保険や年金などには入ることができないので、損をしている部分もあったと思います。

これが法人化することで会社員と同じ健康保険や厚生年金に加入することが出来るようになります。

考える人

国民健康保険高いけぇの（TT）助かるわ～

じゃけぇ

年金に関しても国民年金だけじゃ不安だったりするなら法人化のタイミングで考え直すこともできるんだよ

法人化することのデメリット

考える人

逆に法人化することのデメリットもあるんか？

じゃけぇ

んーまぁないと言うと嘘になるね。

大きなところで言うと記帳関係の厳密さが求められるようになります。そして税務調査が個人のときより入り易くなります。

考える人

税務調査！！おっそろしい言葉じゃのぉ、、、

じゃけぇ

会社なんだからその辺はちゃんとしとけよってことだね。それによって個人の頃の何かがバレたりしないように普段からきっちりしとくのが正解だね

他には定期的に取締役が任期満了になるのでその度に登記のやり直しをしなくてはいけなかったり、

設立に30万程度お金がかかったりします。

じゃけぇ

まぁ個人でバカ高い税金を払い続けることを思えばこれらのデメリットはペイできると思うよ

法人化するベストタイミングは？

考える人

じゃあ一体稼ぎがどれくらいになったら法人化したらええんじゃ？？？

じゃけぇ

んーそれは奥さんや子供がいるかとか、その人の仕事とかにもよってくるから一概には言えないんだよね、、、

考える人

なんや役立たずじゃのぉ～

本当に法人化したほうが良いのかを知りたければ、税理士などに相談するのがベストです。

ただ、よく言われているのは、だいたい利益が700～800万くらいになると法人化したほうがお得ということです。

私のようなまだまだ未熟な個人事業主には先の話ですが、この先稼ぐことを考えている人なら意識しておくべきだと思います。

おわりに

いかがでしたでしょうか？

儲かる個人の行きつく場所、法人化。

稼ぎが増えてくるとその分工夫次第で浮かすことのできるお金も増えてきますからね。

まずは私も精進したいと思う今日この頃です。。。

それでは！また！！