A5:SQL Mk-2でストアドプロシージャがエラーになるときの解決方法｜ 25歳でフリーランス28歳で起業したエンジニア -じゃけぇ- のあれこれ

━目次━

今更ながらですが、毎回「どうやったっけな～」となるので備忘。

現象

例えばPostgreSQLだと、pgAdminでは流れるストアド定義が、A5ではエラーになります。

unterminated dollar-quoted string at or near ～

みたいなメッセージが出たりします。

ちょっと工夫すれば解決するので紹介します。

サンプルストアド

こんなFunctionを登録したいとしましょう。ついでに権限も付与します。

-- FUNCTIONの登録
CREATE OR REPLACE FUNCTION test."TestFunc"(
    IN "inParam1" integer
)
  RETURNS boolean AS
$BODY$

BEGIN
	SELECT * FROM test."TestTable";
	RETURN TRUE;
END;

$BODY$
  LANGUAGE plpgsql STABLE
  COST 100
  ROWS 1000;

-- 権限の付与
ALTER FUNCTION test."TestFunc"(integer)
  OWNER TO "adminuser";

-- FUNCTIONの登録

CREATE OR REPLACE FUNCTION test."TestFunc"(

IN "inParam1" integer

)

RETURNS boolean AS

$BODY$

BEGIN

SELECT * FROM test."TestTable";

RETURN TRUE;

END;

$BODY$

LANGUAGE plpgsql STABLE

COST 100

ROWS 1000;

-- 権限の付与

ALTER FUNCTION test."TestFunc"(integer)

OWNER TO "adminuser";

エラー解決方法

恐らくこのまま実行するとデフォルトでA5SQLは

ストアドプロシージャの実行には「プロシージャ」モードを利用します。
「プロシージャ」モードに切り替えますか？

と聞いてきます。
ここで「はい」を押せばいけそうですが、これが罠です！

とりあえず「いいえ」を押してください。
※「はい」を押してしまった人も下記方法で解決できます。

①上部ツールバーの左から2番目、緑色の三角の右の「▼」を押下