━目次━
今日はフリーランスが結ぶ「業務委託契約」について説明するね
契約~?とりあえずエージェントに任せておけば大丈夫じゃろ?
いやいや契約の種類や中身に詳しくないと、多額の違約金を支払うことになる可能性もあるんだよ
(゜o゜)!!すいませんでした、教えて下さいませ。
業務委託契約とは?どんな種類があるの?
フリーランスとして仕事をする場合、基本的には「業務委託契約」というものを結びます。
業務委託契約には下記の2種類があります。
請負契約
(準)委任契約
請負契約とは、仕事を完成させることで報酬が支払われる契約で、民法第632条で定められています。
例えば、「こういうホームページをこの日までに作ってください」と依頼を受けた場合、
受諾者は、要件と期限を遵守することだけを求められ、作業の過程については問われません。
対して、(準)委任契約とは、依頼された作業を一定の期間や時間遂行することによって報酬が支払われる契約で、
民法第643条(委任契約)や、第656条(準委任契約)にて定められています。
この場合、「こういう仕事をこの期間(時間)やってくれたらこれだけ払います」って感じで契約します。
ふむふむ。ところで委任契約と準委任契約は何が違うんじゃ?
委任契約は法律行為を扱う場合で、弁護士とかがこれにあたるね。
これを読んでるほとんどの人が準委任契約のほうになると思うよ。
業務委託契約において注意すべきこととは?
フリーランスとして仕事をする場合、1個人として企業と契約を結ぶことになります。
この時、正しい知識を持っていないと気付かないうちに損してた!ってことにもなりかねないので
契約の際に注意すべき項目について、実際にエージェントの方と話して得た経験からお伝えします。
契約形態は請負なのか(準)委任なのか
上記でお伝えしたように、求めらることが大きく変わってきます。
基本的には、請負のほうがハードルが高いと思っておいてください。
請負の場合は要件と期限を、(準)委任の場合は稼働時間をしっかり確認
請負契約の場合、納品物の要件と期限をしっかり確認してください。ここを曖昧にすると賠償金を支払うことになることもあります。
どーいうことじゃ!?
請負契約の場合は瑕疵担保責任を負うことになるんだよ。
つまり納品した後でも欠陥や要求を満たしてない箇所があると修正する義務があるわけ。
そしてその不具合が大きな損害を与えたり、大幅に納期が遅れたりすると損害賠償も求められることもあるわけさ
損害賠償、、言葉を聞くだけでも恐ろしい、、契約内容は要チェックじゃな!
支払いサイトは何日なのか?
支払いサイトとは、報酬が支払われるまでの期間のことです。
会社員の場合、月末締め翌25日支払い、などが一般的ですが、
フリーランスの場合、月末締め翌々月末支払い(支払いサイト60日)などもありえます。
だいたい15日~60日くらい幅があるかなーって印象です。
エージェントによっては支払いサイトを短くする場合、報酬を差し引くとこもあるから注意してね
税込なのか税別なのか
月50万です。って言われても税込なのか税別なのかで大きく変わってきますよね。
経験上多くの場合は、税込の場合が多いです。
なぜなら個人事業主の場合、年収1000万円を超えない場合は消費税の納税義務がないからです。
契約期間は何ヵ月なのか。更新はあるのか
フリーランスで働く場合、仕事が途切れないように上手く調整する必要があります。
その時に、今の仕事はいつまで続くのか?は把握しておきたいですよね。
経験として契約で多いパターンは、初回契約1ヵ月、契約3ヵ月っていうパターンが多いです。
とりあえず1ヵ月様子見て合格だったら3ヵ月間契約しますよーってことだね
また、契約更新希望のときはどれだけ前に依頼がくるのか、もはっきりさせておきましょう。
おわりに
どう?いかに契約内容のチェックが大切か分かってもらえたかな?
とりあえず報酬高いとこーって思っとったけど、落とし穴もありそうじゃの。
そういうこと。フリーランスは快適なワークライフバランスを作り出すのも自分の責任ってことだね
この記事で挙げた例以外にも、
交通費や出張費は誰もちなのか
服装は規定があるのか
作業の備品はだれが用意するのか
等々細かいポイントは多数あります。
逆に言えば、自分の希望に合う職場環境の仕事を選べるっていうのが
フリーランスのメリットな訳です。
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